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ドラゴンボールZ 復活の「F」を観てきました

  最終更新日:2016/11/11

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ドラゴンボールZ 復活の「F」

ドラゴンボールZ 復活の「F」

 公開から4日後の4月21日に”ドラゴンボールZ 復活の「F」”を観てきました。初めは観に行くつもりはなかったのですが、「ドラゴンボール カラー版 フリーザ編」の漫画を無料公開していたのを読んで観たくなりました。家にもコミックス全巻あるのですが、全ページカラー化しているのを読むと今までとは違った面白さがありました。

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パンフレットと入場者プレゼント

パンフレット

【チラシ2種付映画パンフレット】 『ドラゴンボールZ 復活の「F」』 出演(声):野沢雅子.中尾隆聖.田中真弓

 まず、映画を観る前に見ないほうが良いです。ネタバレ情報満載です。私も帰宅してから見ました。

 価格は税込み720円で両面の折込ポスターが入っています。A4サイズ(ただし縦は2cm短い)です。

 内容は、ストーリーとキャラクターの紹介、声優と制作関係者インタビューとなっています。悟空、悟飯役の野沢雅子が見開き2ページ、フリーザ役の中尾隆聖が1ページの記事です。声優インタビューは名前の付いたキャラは全てあると思います。ピラフ、シュウ、マイ役の3人のみ合同のインタビュー記事でした。

入場者プレゼント

ドラゴンボールZ 復活のF F巻

 鳥山明描き下ろし脚本完全収録の本(新書コミックサイズ)とドラゴンボールヒーローズのバトルカードがもらえました。こちらは先着150万人限定です。映画館によると思いますが、私が行った劇場の受付で質問したら、まだたくさんあるとのことでした。少なくとも今週末先着100万人限定のももいろクローバーZのポストカードはもらえませんでした。まあ、ファンではないのでそちらはどうでも良いです。

 正直、プレゼントの本を目当てに映画館まで足を運んだも同然だったのですが、運んだ甲斐がありました。内容は脚本と設定画、鳥山明のコメントと結構盛りだくさんです。装丁は2009年発行の新カバー版に合わせてあり、新カバー版全巻と揃えて並べると良い感じになるのではないでしょうか。パンフレットよりも内容は濃いと思います。入場者プレゼントが残っている間に劇場に行ったほうが良いです。

感想(ネタバレなし)

 映画が始まってすぐ、「これってドラゴンボールの世界なの?」と言うシーンから始まりました。「間違った劇場に入ったかな?」と一瞬慌てました。まあ、最初に”原作:鳥山明”と表示されているのでありえないですが。

 ストーリーは原作の鳥山明が脚本を手がけただけあって面白かったです。最初に張った伏線をきちんと回収し、まとまっているなと思いました。ただし、話の筋(すじ)に無理があるのではないかと思うところもありました。フリーザの復活方法は予想通りでした。ファンならみんな分かっていたと思いますが。

 ストーリー展開もやはり原作者が脚本を書いただけのことはあるなと思います。キャラクターの性格や背景を熟知している鳥山明らしく、キャラクターの動かし方はうまいです。

 今作はバトルシーンが多く見応えがありました。しかしその反面、ストーリーは前作の「神と神」よりも少なめでした。バトル好きな人にとっては面白かったかもしれませんが、ストーリーは前作のほうが良かったです。前作は茶番の多さに賛否両論あったようですが、私は茶番が全体の面白さを引き上げると思っています。今作は茶番が特定のキャラ(ブルマやビルス、ウイス)に集中していたように感じました。

 登場キャラクターも前作より少なかったです。前作は過去キャラが総出演的な感じだったので少ないのも当然ですが、悟天、トランクス、ヤムチャには出て欲しかったですね(未来のトランクスは回想シーンで出てました)。ピラフ一味は相変わらずでしたが、ちょっとだけ見せ場がありました。ピラフ一味の声優は3人とも超ベテランの大御所なので、演技はさすがだなと思いました。特に玄田哲章の高い声はドラゴンボール以外では今は見られないでしょうね(アーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えを担当されてる声優です)。

 悟飯、ピッコロ、クリリン達の普段の様子が描かれているのが良かったです。入場者プレゼントの本によると、ピッコロはサタン所有の山に住んでいて、夕飯は悟飯家族と一緒に食べるそうです。このような、各キャラクターを掘り下げるエピソードがもっと見たいです。クリリンの仕事ぶりも描かれていて、結婚した18号との家族の様子も良かったですね。家庭人としてはドラゴンボールの中では一番うまく行っている印象でした。しかし、クリリンが18号を「18号さん」と呼んでいるのは変じゃないですかね。「18号」はあくまで番号だと思っていたので、彼女に名前はないんですかね?

 気になって調べたら、17号が「ラピス」、18号が「ラズリ」の名前があるそうです(フルカラーコミック6巻より)。

 他に気になっているのは、前作のように特別編と称して20分のシーン追加をしないかどうかです。ひどいのは、劇場公開版のBlu-ray/DVDを発売した後に特別編を改めて発売したことです。しかも、劇場公開版は音声が5.1chだったのが、特別編は2chです。Amazonの特別編のコメントは大荒れでした。今作は発売時に完全版を発売して欲しいものです。

感想(ネタバレあり)

 以降の感想はネタバレありなので、普通の方法では見えないようにしています。読みたい方はCtrl+Aでページ全体を選択して読んで下さい。スマホ等では読めないと思いますが、ご了承下さい。

 感想と言うか、突っ込み大会になってしまったので、興味のある方だけどうぞ。

 冒頭の地獄らしからぬ地獄のシーン、フリーザにとっての地獄としては面白いですね。あれが何千年、何万年と続くと考えると鬱状態になりそうです。

 ドラゴンボールは死んでから1年以上経過した者は復活できないと思っていたのですが、デンデによってその制限は無くなったんですかね?まあ、その制限を取り払わないと今回の映画は成り立ちませんが。

 スーパーサイヤ人ゴッドのスーパーサイヤ人の悟空の青髪の姿が一瞬トリコに見えたのは私だけではないでしょう。鳥山明によると、冷静に戦えるようになったことを表すために青髪にしたそうですが、ちょっと見た目は微妙な気がしました。正直あまり強そうに見えません。

 終盤の悟空がソルベの光線銃に撃たれて倒れるところ、「光線銃ごときで倒れるの?」と思いました。どれだけ高出力の光線銃なんでしょう。さすがにこれは無理があるでしょう。異次元を切り裂くとか、生体を破壊するとか、光線銃に特殊な設定でも描かれていれば別ですが、特にそのような描写はありませんでしたよね。「万が一の場合の作戦」の伏線としては期待外れでした。

 亀仙人が予想外に活躍しているのも違和感がありました。チャオズにヤムチャ、悟天とトランクスもお留守番なのに、筋肉を活性化したとしても、亀仙人の戦闘力であの人数相手に戦えるんですかね?フリーザ軍と戦うシーンは他のキャラクターにも突っ込みどころはありましたが割愛します。

 ベジータが最後に活躍したのは良かったです。ずっと悟空の影に隠れていましたが、過去の因縁を払拭する意味合いでも、最後にフリーザを追い詰める展開は良かったです。

 光線銃の件を除くと全体としては面白かったです。ですが、前作よりも突っ込みどころが多いのは気になります。ビルスとウイスと言う圧倒的な存在を描いた事でドラゴンボール世界の枠を決めてしまったので、新たな敵を出しづらい状態になっていると思います。その打開策がフリーザなのでしょうが、次回作があっても「異なる宇宙からの侵略者」とかになってしまいそうで心配です。原作も後半は戦闘力のインフレがすごくて、強大な敵を倒すパターンの話になってしまったので、初期の頃の冒険活劇のようなドラゴンボールZも見てみたいです。いいかげん、サイヤ人の進化はもう良いのではないでしょうか。

 次回作も鳥山明が作品全体に関わるのであれば観に行こうと思います。そうじゃないと行かないでしょうね。

予告編でおもしろそうだと思った映画

 上映が始まる前に十数分も他の映画の予告が流れていました。「お金払って観てるんだから、すぐに本編を上映しろ」と思いつつ、いくつか気になる映画がありました。

 まず1本目、5月22日公開の「メイズ・ランナー」です。Wikipediaによるとアメリカのヤングアダルト向けSFスリラー小説を原作とした映画です。”記憶を失い、謎の巨大な迷路(maze メイズ)に送りこまれた主人公たちが、脱出を試みる物語。”とあります。3部作の1本目で、アメリカでは昨年公開、今年の9月に上映されます。こう言う謎めいた設定の話は大好物なので期待が持てます。

 続いて2本目、5月1日公開の「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」です。こちらは、純然たる趣味です。昔からパトレイバーと押井守ファンなので。しかし、前日譚の第1章から第7章までを観ていないので、ディスクが発売されてから視聴しようと思います。