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第68回 富士登山競走を山頂まで見に行きました

  最終更新日:2016/05/21

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午前7時頃の富士山頂からの景色

 第68回 富士登山競走を山頂まで見に行きました。富士スバルライン5合目から登り、下山は御殿場ルートで下ってきました。7月23日(木)から24日(金)にかけての記録です。

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富士スバルライン5合目

富士スバルライン5合目 インフォメーションセンター

富士スバルライン5合目 インフォメーションセンター

 この日は台風12号が接近中であいにくの雨でした。雨だけなら良かったのですが、富士山の頂上付近では早朝は結構強い風が吹いていたようです。

 5合目へは富士山駅から富士急のバスに乗って約1時間かけて向かいました。平日だからと言うのもあるかもしれませんが、乗客の半数以上が外国人でした。富士登山は3回目ですが、富士スバルライン5合目から登るのは初めてです。外国人、特に中国系の人が多い印象でした。しかし、観光地化が進みすぎて人が多すぎであまり登山の雰囲気を感じられないので、次からは富士スバルライン5合目から登らないでしょう。

 5合目に到着したのは午前9時過ぎでしたが、とりあえず登山の前に昼飯を食べようと思い、ひと通り土産物屋を眺めた後に食堂を探しました。表の土産物屋が経営している食堂ではあまり食べたいものが見つからなかったのですが、奥のほうにある小御嶽神社のすぐ近くで食堂を見つけました。神社では登山の無事だけお願いしておきました。

山菜うどん

山菜うどん

 食堂は私以外誰も客が居ませんでしたが、人混みを避けたかったので丁度良かったです。多分穴場の食堂です。その食堂で食べたのは山菜うどん(700円)です。なかなか美味しかったです。客が居なかったので食堂のおばちゃんとおしゃべりをしたり、こう言う雰囲気は良いなと思いました。

 食事をしていると8合目手前で強風で下山してきたと言う60代ぐらいの登山客がやって来ました。午前10時過ぎのその時点で既に雨はほぼ止んでいましたが、入山規制がかかるかもしれないので、登るならインフォメーションセンターで情報を仕入れてからにしたほうが良いと言われました。そこで、レンジャーの人に話しを聞いた所、風は弱まっているとのことだったので、ようやく安心して午前11時過ぎに登り始めました。

山小屋

 この日泊まった山小屋は最悪でした。夕食の量は驚くほど少なく、午前4時に起こしてと言ったのに午前2時に起こされ、他にも色々ありましたが、これ以上具体的に書くとどの山小屋か特定されるので書けません。個人ブログで特定の人物や店を非難する事は難しいです。ほめる事はあまり迷惑をかけないと思いますが、非難する事は明らかに迷惑をかけるのでやりにくいです。

 昨年泊まった7合目の東洋館は女性にもおすすめできる良い山小屋でした。他に山頂の山小屋に泊まったこともありますが、それらと比較しても今年の山小屋は駄目でした。富士山の山小屋は競争原理が働かない分、殿様商売をしている所が多いのかもしれません。

 なんだか曖昧な話しか書けないので、トリップアドバイザーの吉田ルートの7合目以降の山小屋の口コミのリンクをまとめました。宿泊の際の参考にしてください。

富士登山競走

山頂の様子

午前7時頃の富士山頂からの景色

午前7時頃の富士山頂からの景色

 午前8時ぐらいまでは麓まで見えていたのですが、8時を過ぎると風向きが変わって霧でどんどん見えなくなってしまいました。

富士登山競走 ゴール直前の1位の選手

富士登山競走 ゴール直前の1位の選手

 1位の選手がゴールする直前には霧でほとんど何も見えませんでした。声援で1位の選手がゴールに迫って来ているのは分かったのですが、「どこどこ?どこに居るの?」って感じでした。そもそも、上の写真で1位の選手がどこにいるか分かりますか?

午前11時43分頃の富士山頂からの景色

午前11時43分頃の富士山頂からの景色

 霧がある程度晴れて麓の様子が見えるようになったのは、山頂コースの関門時間(午前11時半)を過ぎた頃でした。

第67回(2014年)富士登山競走 頂上から撮影

第67回(2014年)富士登山競走 頂上から撮影

 昨年は山頂から7合目付近まで綺麗に見えていたので、今年は写真の撮り甲斐がなかったです。実は三脚持参で30秒おきのタイムラプス撮影をしていたのですが、帰宅して連続写真を見ても実に面白みのない映像にしかなっていませんでした。三脚重たかったのに…(泣)

第68回大会の完走率

大会 男子 女子 全体
第68回 54.9%(1198/2181人) 34.1%(46/135人) 53.7%(1244/2316人)
第67回 44.7%(979/2192人) 27.7%(41/148人) 43.6%(1020/2340人)
第66回 57.9%(1149/1985人) 28.0%(44/157人) 55.7%(1193/2142人)
第65回 50.6%(1111/2195人) 36.7%(55/150人) 49.7%(1166/2345人)
第64回 57.2%(1244/2173人) 41.0%(50/122人) 56.4%(1294/2295人)
第63回 54.1%(1198/2216人) 39.0%(48/123人) 53.3%(1246/2339人)

 これは公開されている大会データを元に独自に算出した完走率です。昨年は暑すぎたので完走率が極端に下がっていましたが、今年は平年並みでした。霧で視界は悪かったですが、頂上の気温は20度を超えてはいなかったので、比較的走りやすかったのだと思われます。ちなみに、昨年は20度を超えて半袖で良いぐらいの暑さでした(持参した温度計で測定)。

御殿場ルートからの下山

御殿場ルート下山口

御殿場ルート下山口

 12時過ぎに吉田ルートの頂上付近から御殿場ルートの下山口に移動を開始しました。約15分ぐらいで到着。郵便局のある場所が御殿場ルートの下山口になります。

御殿場ルート9合目付近

御殿場ルート9合目付近

 下り始めてすぐは登山道に岩や小さい石が多かったです。今回はストックを持ってこなかったので、終始歩きにくさを感じていました。三脚とかカメラとか重い荷物も多かったので、下山は重心を前に持って行けなくて苦労しました。実は情けないことに下山中5回も転びました。手のひらを少し怪我したぐらいで済みましたが、今回下り方が自分は下手なんだと言うことが分かりました。女性でも走るように下っていく人が何人もいましたが、自分には無理ですね。

赤岩八合館

赤岩八合館

 午後1時半過ぎに赤岩八合館に到着。昨年須走ルートで下った時もそうですが、序盤で膝が笑い始めていました。昨年も荷物が重たかったので、次回はもっと荷物を軽くして再挑戦したいですね。

日の出館

日の出館

 御殿場ルートは7合目を過ぎると5合目まで山小屋が無いので、念のためトイレに行っておこうと考えていました。地図に載っている7合目最後の日の出館で行こうと思っていたら、閉鎖されていました(泣)。数百メートル上がれば”わらじ館”があるのですが、さすがにそこまで戻るのはきついので、結局そのまま下ることにしました。

御殿場ルート6合目付近の濃霧

御殿場ルート6合目付近の濃霧

 しかし、ここから霧が濃くて大変でした。どれぐらい大変かと言うと、視界が10メートルあるかないかぐらいで、メガネは曇り、まつげに水滴がたまり、登山道から外れると遭難しそうでした。多分、湿度はものすごく高かったと思います。

大砂走りでの濃霧

大砂走りでの濃霧

 大砂走りに入ってからも霧が濃くて、登山道に張られたロープと柱を頼りに進みました。柱を頼りに進むのってゼルダの伝説 時のオカリナの幻影砂漠で砂嵐の中を旗を頼りに進んで行くのに似てるなと思いました。また、前後に登山者がいるはずなのに全く姿が見えず、この不安感はサイレントヒルっぽいなと思いました。こう言うのもゲーム脳って言うんですかね。

大砂走り

大砂走り

 少し霧が晴れたタイミングで大砂走りを撮影した写真です。大砂走りのために御殿場ルートで下山したと言っても過言ではないので、実は非常に楽しみにしていました。登山靴が半ばまで埋まりながら走るのは楽しかったです。しかし、登山靴に慣れてないのと荷物が重いので、あまりうまく走れなかったです。特に砂の量が減って道が少し硬くなった箇所はその変化にうまく対応できませんでした。その段階では明らかに膝が笑ってましたし、どこまで道が続くんだろうと言う不安感も少しありました。

 ともあれ、須走ルートの砂走りよりは走りやすかったし楽しかったです。砂走りは意外と岩が多くて直線路も短くて初心者には走れるところが少なかったですが、大砂走りはほとんどが直線だったのが良かったです。大砂走りはまた来てみたいです。

 強い雨が降りだして5合目の大石茶屋で少し足止めされましたが、午後4時頃に御殿場口新五合目に到着しました。頂上から結局3時間半かかりました。

 誤算だったのが、御殿場駅へ向かうバスの時間でした。午後4時45分発のバスがあると思っていたら、平日の便は無く、最終の午後5時50分発まで待たなくてはいけませんでした。約2時間の足止めです。早足で下山する人が多かったのはそれが理由かと後から思い至りました(一つ前のバスは午後3時20分発でした)。

 予定より遅くなってしまいましたが、なんとか睡魔と闘いながら帰宅できました。

おまけ(かっぱえびせん)

かっぱえびせん比較(家と富士山頂上)

かっぱえびせん比較(家と富士山頂上)

 昨年撮影した家(海抜約25メートル)と富士山頂上でのかっぱえびせんの比較写真です。2倍ぐらい膨らんでいるのが分かると思います。

家でのかっぱえびせん

家でのかっぱえびせん

頂上でのかっぱえびせん

頂上でのかっぱえびせん

 表側から見たかっぱえびせんです。頂上ではパンパンになってます。大きいサイズのスナック菓子を持っていくのは大変ですが、小さいサイズだと邪魔にならないので登山の休憩中にみると変化を楽しめます。

 逆に頂上で閉めたペットボトルを麓まで持って降りるとボトルがへこみます。これもちょっとした楽しみです。