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横浜マラソン2016を走りました

  最終更新日:2016/05/22

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横浜マラソン2016パネル

 3月13日(日)、横浜マラソン2016を走りました。参加費用が手数料込みで15,750円と高いため、昨年は申し込みすらしていなかったのですが、今年はなんとなく申し込んだら運良く当たりました。

 昨年のコースは約186m不足で日本陸連公認コースになりそこねた事で話題になりました。今年は公認申請はしていないそうですが、延長されて正真正銘のフルマラソンとなったコースを走ってきました。

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コース

 フルマラソンのコースについて紹介します。上の動画は今大会のコースを大会スポンサーでもあるミズノがまとめたものです。2015年作成ですが、一部延長された以外は今大会と同じコースなので、情報としてはそのまま使えます。

横浜マラソン2016 スタート直後のみなとみらい大橋

スタート直後のみなとみらい大橋

 写真はスタート直後の様子です。フルと10kmの部が同時スタートします。参加者約2万5千人がスタート地点を駆け抜けるのに30分近くかかります。

横浜マラソン2016 スタート地点

スタート地点

 みんな立ち止まって手を振ったり、写真を撮ったりするので、スタート地点を抜けた途端に走りやすくなります。写真は、右端が林文子横浜市長、左から3人目が大会アンバサダーでもある剛力彩芽さんです。しかし、アンバサダーではなくて親善大使のほうが分かりやすいと思うんですが。

横浜マラソン2016 大観覧車「コスモロック21」(2km過ぎ)

大観覧車「コスモロック21」(2km過ぎ)

 みなとみらい大橋をスタートして、横浜の市街地をめぐります。写真は2km過ぎに見える大観覧車です。再び市街地に戻ってきた時のほうが観覧車全体がよく見えます。疲れていたので写真撮影はしませんでしたが、帰ってきたんだなと感じられて、一見の価値はあります。

横浜マラソン2016 本牧橋(8km付近)

本牧橋(8km付近)

 首都高の区間を除くと高低差のあまりないコースと思っていたのですが、写真のような橋の手前には上り坂があり、意外とアップダウンがありました。

横浜マラソン2016 首都高高架下(9km付近)

首都高高架下(9km付近)

 しかし、それ以外はほとんど平坦なので、前半は走りやすく感じました。前半は……。

横浜マラソン2016 南部市場折り返し(20km付近)

南部市場折り返し(20km付近)

 南部市場の折り返し地点を通り、次はいよいよ首都高に入ります。ちなみに、2017年大会は南部市場を使用できないとのことで、一部コース修正が入るそうです。

横浜マラソン2016 首都高速湾岸線 杉田入り口への坂道(21km過ぎ)

首都高速湾岸線 杉田入り口への坂道(21km過ぎ)

横浜マラソン2016 首都高速湾岸線 杉田料金所(22km手前)

首都高速湾岸線 杉田料金所(22km手前)

 坂を駆け上がって首都高区間に入ります。折り返し直後の坂道なので、きついです。上り切った直後しばらくは足を思うように動かせませんでした。

横浜マラソン2016 首都高速湾岸線(22km付近)

首都高速湾岸線(22km付近)

 首都高の道路は話に聞いていた通り、写真のようなカーブでは傾斜があります。走っていると違いがはっきり分かります。また、首都高区間も意外とアップダウンがあるので苦労します。首都高の舗装はアスファルトではなくコンクリートなので、普通の道路より足にダメージがかかります。昨年も首都高区間でリタイアする人が急増しているようです。

 私が気になったのは風でした。首都高区間は21km過ぎから32kmぐらいまでの約11kmあるのですが、さほど強くないもののその半分以上が向かい風でした。高い防音壁(?)がある場所では無風状態だったので、当日の風の状況で走りやすさがかなり左右されそうです。また、今回の天気は曇りで気温も10度ぐらいで走りやすかったので良かったですが、ピーカンの晴れだと遮るものが何もないので日焼けと喉の渇きがつらいと思います。

 首都高区間は景色が単調で精神的につらかったです。首都高に入って最初こそ物珍しかったですが、所詮ただの道路です。遠くを見渡せば景色が見えると言えば見えますが、あまり見て楽しめるようなものはなかったです。正直、途中の応援の給水パフォーマンスがないと単調すぎてきついです。

横浜マラソン2016 首都高速湾岸線 本牧ふ頭折り返し(32km手前)

首都高速湾岸線 本牧ふ頭折り返し(32km手前)

横浜マラソン2016 首都高速湾岸線 本牧ふ頭料金所(32km付近)

首都高速湾岸線 本牧ふ頭料金所(32km付近)

 長かった首都高速もようやく終わりです。25m以上の高低差の下り坂を駆け下るのでスピードが出ます。最後の10km、足のダメージが怖いので気を付けて下りましょう。

横浜マラソン2016 横浜港シンボルタワー折り返し(35km付近)

横浜港シンボルタワー折り返し(35km付近)

 写真はぼけていて分かりづらいですが、右上隅が横浜港シンボルタワーです。ここを過ぎるとようやく横浜市街地に戻れます。この後に最初に紹介した本牧橋があって、終盤の坂道は地味にきついです。

横浜マラソン2016 パシフィコ横浜 フィニッシュ地点

パシフィコ横浜 フィニッシュ地点

 最後の2km、山下公園当たりまで来ると沿道の声援も多くてかなり助けになります。フィニッシュはパシフィコ横浜になります。

 コース全体の感想ですが、個人的にはあまり好きなコースではありません(大会が駄目だと言っているのではないので誤解のないように)。単純な折り返しコースではないのでトップ選手の姿を見ることができない、高速道路区間が長すぎる、当日以外走れない区間があるので全体の試走が出来ないなどが原因です。昨年、今年とマラソン日和の天候だったので良かったですが、特に高速道路は暑いと最悪だと思います。

 2017年は10月29日開催予定だそうです。過去の横浜の天気を調べた所、10月後半でも最高気温が25度を超える日があります。天気が良すぎると完走率が低下しそうです。そのため、来年は様子見のつもりです。個人的には10月末に体のピークを持って行くのが難しいのもあります。

大会全体について

大会の様子

 横浜マラソンは東京マラソンに対抗して出来たようなマラソンなので、似たような都市型のマラソンです。名所をめぐりつつ、首都高を駆け抜け、横浜名物の給食や応援パフォーマンスが大会を盛り上げ、大会前日までEXPOがあり、かなりのお金をかけて大会を作り上げている印象を受けました。例えが悪いかもしれませんが、言ってみれば遊園地的な楽しさのある大会だと思います。

 参加費用が手数料込みで15,750円ですが、値段分は楽しめる大会です。しかし、やはり高すぎだとは思います。おそらくランナーの参加費用のみでは大赤字だとは思いますが……。

 沿道の声援は、スタートしてから山下公園まで、根岸駅周辺、南部市場あたりは多かったですが、それ以外は結構まばらでした。工場地帯や首都高を走る距離が長いので仕方がないのですが、その点を給水パフォーマンスの応援で補っている感じです。

 なお、当日はテレビ神奈川(tvk)で午前8時から午後3時半まで生中継していました。録画してあった番組を帰ってから頑張って最後まで見ました。番組後半はスポンサーの宣伝放送が多かったですが、派手な演出もなく横浜マラソンの魅力を伝える良い番組でした。走っているだけでは気付かない情報もあり、この記事にも反映しています。しかし、さかなクンが南部市場で応援しているのには気づきませんでした。気付いていたらハイタッチしたかったです。

 テレビ神奈川はフィニッシュ地点の定点カメラの映像をyoutubeにアップロードしてくれています(「横浜マラソン2016」フィニッシュタイム毎のアーカイブ)。地味にうれしいサービスです。

大会受付

横浜マラソン2016 大会受付

大会受付

 大会受付は開催日の前々日、前日の二日間、パシフィコ横浜で行われます。当日受付はありません。泊まりがけできない微妙な距離に住んでいる方は大変だと思います。代理受付も可能ですが、いずれにしろ受付を前日までに済ませないといけません。

 東京マラソンも前日までの受付ですが、これはスポンサー企業が集まるEXPOに来てもらう事が目的のひとつとしてあるのだと思います。逆に大会当日は企業ブースや出店はなかったように見えました。

 受付の際は、「ナンバーカード引換証」、「免許証などの本人確認書類」が必要なので注意が必要です。また、ナンバーカード引換証には署名が必要です。上の写真にあるように慌てて記入台で書いている人も結構いました。

 受付ではナンバーカード、手荷物預かり用のビニール袋(70cm x 50cm)、参加賞のTシャツをもらえます。ビニール袋にはナンバーカードの書かれたシールを貼る必要があります。受付が済んだらそのままEXPOのゾーンに進みます。

EXPO

横浜マラソン2016 EXPOパネル

EXPOパネル

 大会受付と併設されているのが「横浜マラソンEXPO2016」です。パネルなどの展示から始まり、公式スポンサーのブース、飲食の出店があります。大会オフィシャルショップ、大会当日のラッキー給食で配布される食べ物の販売もありました。家族連れも多く、見るだけでなく体験など色々と楽しめる内容でした。

横浜マラソン2016 1/1000フルマラソンコーナー

1/1000フルマラソンコーナー

 体験系のブースも色々とありましたが、中でも興味を引いたのは「1/1000フルマラソンコーナー」です。42.195mを走ったタイムを千倍して自己申告したタイムに近づけないと駄目なので、なかなか難しそうでした。

ゲスト

横浜マラソン2016 フィニッシュ地点のステージ

フィニッシュ地点のステージ

 写真はフィニッシュ地点のステージの様子です。右から俳優の谷原章介さん、アテネ五輪体操金メダリストの米田功さん、元マラソン選手の千葉真子さん、俳優の鶴見辰吾さんです。鶴見辰吾さんはフルでの参加、他の3人は10kmでの参加でした。他にはエリック・ワイナイナさんもフルで参加されていました。最近はワイナイナさんはあちこちの大会で良く見かけます。黒岩祐治神奈川県知事もフルで参加されていました。その他にはtvkの番組関係のタレント、アナウンサーもいました。

 鶴見辰吾さんは昨年初マラソンで3時間12分58秒と言う驚異の記録でしたが、今年はそれを上回る3時間9分27秒でした。恐るべき51歳です。ロードバイクで培った筋力や体力が生きているのでしょうか?横浜マラソンよりも平坦なコースの大会なら3時間切りも可能なのではないかと思えます。

 ゲストランナーのナンバーカードは数字ではなく名前のみが書かれています。そのため、走っているとゲストランナーであることはすぐに分かります。ゲストランナーは先頭からのスタートなので、Aブロックスタートのランナーじゃないと見かける機会は少ないかもしれません。私はAブロックスタートだったので、何人か見かけることが出来ました。

 谷原章介さんも見かけて、「格好良い」とか「頑張って」などと声をかけられていましたが、「でも、俺あんまり速くないんだよね」と返しているのが印象に残りました。テレビで見た通りでいい人そうだなと思いました。

 他には、千葉真子さんが足を止めて、アンパンマンの歌に合わせて踊っている子供たちの写真を撮っている様子もありました。

 代表的なゲストランナーの記録を掲載します。各区間のスプリットタイム等はリンク先を参照して下さい。

氏名 部門 記録(グロス)
千葉 真子 10km 1:03:14
谷原 章介 10km 1:15:29
米田 功 10km 0:58:02
福島 和可菜 フル 3:38:21
エリック ワイナイナ フル 2:58:02
鶴見 辰吾 フル 3:09:27
ジョン カリウキ フル 2:25:40
山川 恵里佳 フル 5:55:09
山田 義孝 フル 4:30:13
黒岩 祐治 フル 4:49:30

荷物預かり

横浜マラソン2016 パシフィコ横浜 荷物預かり

パシフィコ横浜 荷物預かり

 写真は完走後に撮影した荷物預かりの様子です。スタート前は当然混雑していました。しかし、預ける時は受付でもらった袋に荷物を入れて渡すだけで、スムーズに済みました。完走後もゼッケン番号を確認してすぐに返してもらえました。

 注意点として、荷物預かりからスタート位置までが遠いので、トイレなど早めに済ます必要があります。Aブロックまで移動する場合、10分以上は絶対にかかります。出来れば、受付に来た時に自分のスタート位置を実際に確認することをおすすめします。

給水・給食

横浜マラソン2016 コース上のサイン表示

コース上のサイン表示

 給水所は上の写真にあるように300m手前から表示があります。事前に道路端に寄っておけるので良かったです。給水はスポーツドリンク(アクエリアス)、水が用意されていました。給水所は合計18箇所と十分な数がありました。首都高区間では5箇所でした。

横浜マラソン2016 ラッキー給食 パネル

ラッキー給食 パネル

 給食は給水所で受けることができます。あめ、チョコ、梅干しなどの定番の給食の他に本大会の売りのひとつであるラッキー給食があります。ラッキー給食は横浜名物を提供するものです。お菓子が多いですが、シュウマイやコロッケなどおかず系のものもあります。残念ながら私はひとつも食べませんでした。タイムを狙って走っているとのんびり何が食べれるかなと立ち止まる余裕はありませんでした。

横浜マラソン2016 給水パフォーマンス パネル

給水パフォーマンス パネル

 また、給水所では必ず給水パフォーマンスがあります。市街地では沿道の応援もそれなりにあるのですが、中心部から離れるとほとんど応援がなくなる区間もあります。首都高でも給水パフォーマンスがありましたが、わざわざあそこまで移動して応援するのは大変だったと思います。単調な首都高速で、あれは走る励みになりました。

更衣室・トイレ

 更衣室はパシフィコ横浜内にあります。ただパーティションで区切られていただけですが、よく考えると一般的な大会でもテントが用意されているだけなので、同じようなものです。

横浜マラソン2016 パシフィコ横浜の隣のトイレエリア

パシフィコ横浜の隣のトイレエリア

 大会当日のパシフィコ横浜内のトイレはどこも滅茶苦茶混んでいました。きれいなトイレを使いたければ別ですが、パシフィコ横浜の隣に数百基の簡易トイレが用意されているので、そちらで並ぶほうが短時間で使えると思います。

 コース上のトイレは、私が通過した時点で見た限りではほとんど並んでいる様子はありませんでした。そのため、十分な数のトイレが用意されていたと思います。

参加賞

横浜マラソン2016 Tシャツ

Tシャツ

 昨年のTシャツはダサいと言われていましたが、今年のデザインは良いと思います。私は練習で使う予定です。

完走後

横浜マラソン2016 出走記念タオル

出走記念タオル

横浜マラソン2016 完走メダル

完走メダル

 完走後は給水所でペットボトル(アクエリアス)をもらえました。その後、完走メダルを首にかけてもらい、出走記念タオルをボーイスカウトの小学生から肩にかけてもらいました。完走メダルはメッキがかけられていて、写真では本棚やダンボールが地味に写り込んでしまいました。ずっしりとした重さ(137g)で、デザインも気に入りました。フルはひもの部分が紺色ですが、10kmの部は水色だそうです。

 ちなみに、リタイアした場合でもペットボトル、出走記念タオル、出走記念メダルがもらえます。出走記念メダルはひも無しのメダル部分のみなので、手渡しで首にかけてもらえません。ひもの部分に”FINISHER”と書いてあるので、それがあることが完走者のあかしと言うことです。

5月6日追記)この日、2通目の完走証が家に届きました。実は1通目は封も空けずに放置していたのですが、氏名のフォントを間違えたと言うことで、訂正のための再送付でした。どうも1通目は簡体字が使われていた模様。中国人にでも外部委託してたんですかね。ちなみに、1通目が届いたのは4月13日でした。大会から約1ヶ月ですね。

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結果

 午前8時半スタートなので、午前8時前にはスタート位置(Aブロックのみなとみらい大橋)に並びました。待ってる間は寒くて早くスタートしてくれと言う気持ちでした。

 ビルドアップ走で走るつもりだったので、最初の10kmはキロ5分ペース、次の10kmは4分50秒、4分45秒といった感じで上げていく予定でした。最終的に3時間半を切る戦略です。しかし、ほとんどペースが守れず、思い描いていたような走りには全然なりませんでした。

 以下、結果です。

距離(km) 区間タイム 到達時間 距離(km) 区間タイム 到達時間
0 1:21 1:21 22 4:53 1:50:37
1 5:37 6:58 23 4:58 1:55:35
2 7:01 13:59 24 4:52 2:00:27
3 4:55 18:54 25 5:06 2:05:33
4 4:58 23:52 26 5:04 2:10:37
5 4:52 28:44 27 4:56 2:15:33
6 4:42 33:26 28 4:46 2:20:19
7 4:29 37:55 29 5:04 2:25:23
8 5:09 43:04 30 4:56 2:30:19
9 4:46 47:50 31 5:09 2:35:28
10 5:03 52:53 32 5:14 2:40:42
11 4:23 57:16 33 4:30 2:45:12
12 4:50 1:02:06 34 5:34 2:50:46
13 4:51 1:06:57 35 5:10 2:55:56
14 5:05 1:12:02 36 5:06 3:01:02
15 4:52 1:16:54 37 4:55 3:05:57
16 4:49 1:21:43 38 5:32 3:11:29
17 4:40 1:26:23 39 4:27 3:17:04
18 4:53 1:31:16 40 5:37 3:22:41
19 4:47 1:36:03 41 5:38 3:28:19
20 4:52 1:40:55 42 5:22 3:33:41
21 4:49 1:45:44 Finish 0:50 3:34:31

 2km手前でトイレに行ったのでキロ7分かかっていますが、それ以外は往路はだいたい予定通りに走れたかなと思います。復路は足が疲れて思うようにペースが上がりませんでした。首都高では向かい風にも悩まされたので、その影響も多少あったように思います。しかし、いずれにしろ練習不足の影響を今シーズンは最後まで引きずった感じです。

 昨年走った板橋Cityマラソンでは復路でキロ4分30秒ペースで押して行ける体力が合ったので、それと比較すると駄目でした。3時間半切れなかったのは残念ですが、1ヶ月前に参加した青梅マラソンの時より改善した点もあるので、今ある力は出し切れました。その意味では納得の走りでした。

 今シーズンは私はこの大会が最後の大会になります。ただし、7月の富士登山競走の五合目コースを走ろうと考えています。昨年は申込サイトが激重でつながらず断念したので、なんとか参加したいです。また、来シーズンはサブスリーに近づけるように頑張ります。